【プロローグ】

民泊リノベーションは新進建設リフォーム部門のお家芸のひとつです。
今回は築40年の旧家を最新の設備を備えた民泊にリノベーションします。
敷地は小田急線の終点、また箱根登山鉄道の始発駅として知られる湯本駅から
徒歩15分ほどの高台。
箱根の外輪山と小田原市街を眺望できる好立地です。

箱根湯本 民泊リノベーション計画のパース

【ビフォー編】

オーナーは隣国・中華人民共和国のR様。海の向こうで、この家造り日記を楽しみしていらっしゃいます。

写真は手を付ける前の旧家。敷地内には雑木も生え、擁壁も黒ずんでいるのがわかります。これからの工事でどこまで甦るか楽しみにお待ちください。

【着工編】

洗浄前の擁壁と階段 長い年月を感じさせます。
洗浄後 見違えるように綺麗になりました。

まずは敷地外周の擁壁の洗浄からスタートです。
40年分のコケや汚れが付着した、石とコンクリートの擁壁を丹念に洗浄クリーニング。
新築同様に生まれ変わりました

【基礎工事編】

旧家の場合、床下の防湿対策に不安があります。

白蟻の被害や床鳴りは床下の湿気が原因の場合が多いようです。

そこでまずは1階の床をすべて撤去。

湿気の立上りを防ぐ
「防湿フィルム」を床下前面に敷き込みました。
(農業用ポリエチレンフィルム)

更に防湿コンクリートを床下全体に打ち込みました。
建物の耐久性が一気に向上します。

1階の床を支える「土台」や「大引」もすべて新しい材料に交換。防腐・防蟻の薬剤を塗布して基礎工事の完了です。

【断熱工事編】

大工さんが1階の床下に分厚い断熱材を敷設します。
床下は目に見えないところですが、防湿、防腐、通気、そして断熱と、
建物の耐久性向上に欠かせないポイントがたくさん隠れています。
目に見えない部分も、しっかりとリノベーションします

【続・断熱工事編】

すべての開口部(窓)をペアガラスサッシに入れ替えました。
床下に続いて壁や天井にも断熱材を敷設。
新築同様の高断熱高気密性能を目指します。

【外壁工事編】

既存の外壁の外側に新たな壁を作ります。
まずは透湿防水シートを全面に敷設。
外側に空気の通り道を確保するための通気胴縁(縦の棒)を取り付けます。
次に横木(ラス下地)を取り付けます。
いくつもの工程を経て外壁の下地を作ってゆきます。

下地の上に木目調のサイディングを取り付けした。 古民家を思わせる重厚な表情です。

外壁の仕上げはシックな木目調サイディングと、明るい色調の塗り壁のコンビネーションです。

【内装工事編】

耐震・耐久・断熱の各性能を向上した後、内装工事が始まりました。

熟練の職人さんが石膏ボードのつなぎ目を丁寧にパテ処理して、平滑な内装下地を作ります。

キッチンと洗面台は造作の一品ものです。

大工さんと建具屋さんが丁寧に下地を組み立てます。

【完成編】

2020年秋。築40年の民家が最新機器を備えたゲストハウスに生まれ変わりました! 箱根の森をバックに、黄はだ色の塗り壁と焼杉板のコントラストが美しい和モダンデザインの宿です。

施設名は「郷隅美悦(キョウグウビエツ)」故郷に帰ってきたような安らぎを覚える宿であってほしいという思いを込めて、中国の劉さんがネーミングしました。

間取りは寝室3室とダイニングキッチンの3LDK。最大10名まで宿泊可能の1棟貸しのゲストハウスです。

グループ旅行は勿論、女子会やクラス会にもご利用いただけます。

どちらの宿泊室からも箱根の豊かな緑が堪能できます。

オリジナルデザインの造作のキッチンが目を引くダイニングルーム。

調理機器から食器類まで、あらゆる生活備品が整っているので、長期滞在も問題ありません。

箱根のお泊りは是非「郷隅美悦」へ。

【IC担当者 小柳 美紀】
民泊リノベーション、完成おめでとうございます。
住宅地の中の一軒家が見事に民泊施設に生まれ変わり、
私達もその変わりように驚いています。
ホテルとは違う、こじんまりと落ち着いたこの施設は箱根観光の拠点にはぴったりですね。
大変な時期ではありますが、これからの繁栄を願っております。
民泊リノベーション工事に携わらせて頂き、
ありがとうございました。

【現場担当者 加藤 秀治】
R様、完成おめでとうございます。
コロナ禍の中ご心配をおかけしましたが無事竣工いたしました。
耐震補強もしっかりと行い、しっかりと安心できる建物になりました。
和モダンデザインが箱根の町によく似合っていると思います。
これからもよろしくお願いいたします。